2009年01月26日

佐藤大輔氏の「桜庭 vs 田村」煽りVTR批判など、ここ数日の格闘技ニュース雑感

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こんにちは、朝青龍です(優勝おめでとうございます)。前回エントリーでロングスパッツ問題を取り上げたところ、マジメなコメントが多数寄せられました。ありがとうございます。誤解されている方もいらっしゃるようですが、おも格は「競技原理主義者」「ガチバカ」などではございません。

・公平なルール制定と公平なレフェリング、ジャッジ
・怪我人や、ダウンを食らったばかりの選手は試合に出さない(そんなことでヒヤヒヤしたくない)
・体重差の大きなカードはなるべく組まない(組むならそれなりの特別ルールで)


僕が期待してるのは、主にこの3点のみ。ショー格闘技(興行)とはいえ、土台となるのは「競技」なのですから、最低限の規制はやろうよ、それを守ろうよ、というスタンスで、むしろ規制緩和主義者。しっかりと土台を守ってくれるなら、マスクを被ろうが全身スパッツであろうがOK。というか、そういうオモシロイの、好きです。

・・・ということで、前置きが一番長くなりましたが、ここ数日のプロ格ニュースから気になる話題をピックアップ、雑感を。



★ アフリクションとIGF
武道的な精神論になるけど、最後は相手を壊してしまえるかどうか。実際にそこまでやっちまうかは別として、です。ギリギリの攻防の中で、この覚悟があるヤツは強い。格闘技に限らず。僕はこれを「人間力」と言ってしまいたい。ヒョードルなら、マスクを被って試合をしても、ズレを直す隙をつかれるなんてミスはしないだろう。

彼の殺気が際立ったアフリ。次大会では、なんとヒョードル vs ジョシュが実現するかもって話。けれどもアフリって、出場選手がとんでもなく豪華なのに、物語が伝わってこないので感情移入がむつかしい。ここらへんは IGFと被る。TUFが認知されてる UFCは、こういうところでも強いなあ。それにしても、ヒョードルにせよアイブルにせよ、RINGSでトップを取ってからもう10年近く経つんですかね? あの頃より選手層は格段に厚くなっているのに、まだ超豪華興行の看板選手。この寿命の長さは何なんだ。


★ 桜庭 vs 田村の煽りVTRはワシも不愉快だったよ
あえて佐藤大輔に苦言を呈する by 思考遊戯さん
仲の良いお友達(青木、川尻、石田)が人気者になる様に、
ファンをコントロール(洗脳)する程度ならいい。
その程度なら可愛いもので、全く問題ない。
新日本プロレスを知らない人間が、格闘技とプロレスの関係を語るな。
UWF、インター、RINGSを知らない人間が真剣勝負論を語るな。

貴方は、神かもしれない。
だが、思い上がるな。

今、僕がもっとも好きな雑誌「格闘技通信」などで、前田日明さんはじめUWFやRINGSに関わった選手たちが「桜庭 vs 田村の煽りVTR」を批判。同様に、不快感を表明するファンブログもいくつか見かけた。あの煽りVについては僕もリアルタイムで呆れてました。芯が伝わらず、思わせぶりで、サブリミナルごっこ満載な上に、ただただ冗長。それが試合に必要だったらまだしも、ね。とはいえ、そもそもテーマを見出すのが難しいカードであったし、僕は佐藤大輔氏だけが悪いとは思わないんだけど、いずれにしてもあのような煽りVを平気で楽しめる人間でなければ、PPVや生観戦はキツイんだな、と感じたのは事実。

DreamやDynamite!!を楽しみにしているのは何も旧PRIDEファンだけではない。それを知った上で、客を選んでるということなのかね。PPVで見てるワシだって、雰囲気さえよければ会場観戦もしてみたかったんだけどさ。Dynamite!!に関しては、地上派もざっとチェックした。試合カットも少なく、煽りVも簡潔で見やすかったよ。だからこれからは、同じ演出陣が手掛けるDreamについては地上派で見ようかな、と。


★ Dream地上派縮小へ
ところが今年のDream地上派中継、ゴールデンタイム中継の回数も減り、関東限定だったとはいえ土曜夕方の放送も中止とか。HERO'Sやめた意味ないやん。


★ THE OUTSIDER チケット情報
こちらは上り調子。3月15日に両国国技館で開催される THE OUTUSIDER次回大会チケット、2月4日より発売。今度は映画クローズZERO2とのタイアップ。小栗旬らのファンも大挙押し寄せたりするんだろうなあ。なお、選手募集は2月13日、バレンタインデー前日に締め切りとのこと。出場希望者はそろそろ検査とか受けといたほうがいいと思うよ。


★水道橋博士が前田日明への熱い思いを綴る
なんと、お子さまに「アキラ」と名づけたとか。その他、あまりにも熱い思いが溢れる文章。泣かせるぜ。。。
博士の悪童日記
産経新聞に前田日明さんの誕生日の記事 by カクトウログさん


★ K-1MAX 渡辺一久が楽しみ
アウトサイダーな渡辺一久の試合っぷりが楽しみなK-1MAX。渡辺選手について、ブログ「K-1心中」さんが取り上げられています。こちらのコメント欄によれば、渡辺はもともとMMA志向が強い選手ということ。軽量級の著名選手がまだまだ少ない総合にとって、オファーをかけたくなる存在となれるかどうか。

おなじくMAXに出場する長島☆自演乙☆雄一郎は、NJKFの試合会場でサイン会を開くも不発。って、そんなことがニュースになるんだから大したもんだ。K-1が終わったらオフ会を開くとブログで宣言。関西でやるなら参加したいなあ。


★ 公武道TV今夜はスペシャル座談会
三島☆ド根性ノ助と光岡映二が出演とのこと。今夜23時。光岡に聞きたいことがいろいろあるけど、生チャットに間に合うかなあ。


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posted by おも格 at 13:18| Comment(16) | TrackBack(4) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月22日

ロングスパッツ問題と石井慧 ★ 日本格闘技界に足りないものって

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こんにちは、おも格です。世間の話題はすっかりオバマ一色。じつは、米国政治には醒めた視線しか投げかけられずにいた僕。そして、「これはプロのスピーチライターが書いたんだ(実際はライターとオバマさんの共作らしいです)」とわかってはいても、胸が熱くなった就任演説(毎日新聞さん全訳)。動画はこちら(ワシントン・ポストさんサイト)からいろいろ見られます。

さて、日本マット界の政治状況はどうなっているんだろう。戦極に参戦し、五味を倒した男・セルゲイ・ゴリアエフがライバル団体FEGのK-1MAXに参戦。その裏事情はともかく、佐藤嘉洋にどこまで通用するのか、その試合っぷりが今から楽しみです。なんせ、元々はムエタイの選手ですから。

昨年は、魔裟斗 vs 佐藤の神試合をはじめ、歴史に残る名勝負を連発したK-1MAX。ただ、2点だけ課題を残しました。ひとつは「9-8問題」。こちらはルールの改正で対処済。残る宿題は、ロングスパッツの着用禁止について。今年も禁止するのかな。



★ 青木真也のロングスパッツ問題

昨年のリニューアル以来、僕的に「ド真ん中」な記事を連発している雑誌・格闘技通信。明日発売の3月号では、一部のファンの間で論議を呼んでいる「ロングスパッツ問題」についての特集もあるようだ。

このロングスパッツ問題というのは、青木真也や北岡悟のコスチュームの是非を問うもので、「特殊な素材を使っているのでは」「グラップラーが滑り止め効果のあるスパッツを着用するのは卑怯では」という議論が、主に2ちゃんねるなどで繰り広げられていたようである。

じつは、スパッツ問題については、僕もこんな記事を書いていたし、とても関心のあるテーマだ。
【動画】スパッツ問題で注目される新素材、d3oの威力★MMAまで波及するか!?青木真也はどうなる?道着も含めて考えてみた

これについて、青木の後援者的存在であるらしい公武堂さんが、同社の手掛けるネットTVの番組内で特集をされた。生放送される公武道TVにおいては、視聴者とのチャットも行われているとのこと。ということで、かねてからの疑問を解消するべく、当日の1月12日、生放送チャットに参加してみた。

いくつか質問させていただいたが、僕の疑問点は下記につきる
・青木のスパッツには特殊な素材が使われているのか?その素材は市販されている?

はたして、チャットなるものに不慣れなワシのぶしつけな質問に、パーソナリティーを務める長谷川社長と梅村寛選手はしっかりと正面から答えてくださった。

・素材は量販店で市販されているもの。特に変な加工もしていない。

僕なりの結論は
・今後、有利な素材が開発されれば、ルールで制限されない限りはそれを使用する選手も出てくるだろう。
・現状のスパッツには若干の滑り止め効果はあるものの、問題にするほどではない。むしろ、道着やレスリングシューズなどの方が試合の行方に影響する(当たり前か)。
・ルールで認められている以上は、その行為を非難するのはおかしい(青木が卑怯という論調は変だよな)。
・問題なのは、新素材開発の可能性などを理由にK-1MAXでは禁止したロングスパッツを、Dreamにおいては放置している主催者FEGの「二重基準」にある。

ということ。
また、今後の対応として、以下のような形が望ましいとも思った。
・出場選手には、主催者が提供する素材なりコスチュームなりの使用だけを認める。
・その場合でも、通常の素材を使用する限りは大した影響のないスパッツはともかく、道着やシューズ着用については事前の届出が必要とする。
・または、明らかに有利なコスチュームについてはその着用を禁止するか、相手選手に何らかのアドバンテージ(ポイントであるとかボーナスであるとか)を与える。

もちろん、もっと有効な策はあるだろう。ただ、FEGが競技という体裁を整えたいのならば、なんらかのルール改善をする必要性は今後出てくるんじゃないかな。これまでのように「所詮は興行」と割り切るのならば、コスチュームなんぞに神経をつかう必要はないだろう。そのかわり、業界のしがらみがなく、競技志向の強い有望選手は、この団体のMMA興行を避けるというケースが出てくるかもしれない。石井慧のように。

公武道TVさん
生放送は、毎週月曜日23時より。こちらでログ映像も見られます。時間が合わなくてなかなかリアルタイムでは視聴できませが、また機会があればチャットにも参加してみたいです。



★ 選手にとって魅力ある日本格闘技界であってほしい

同番組ログを見直してみると、僕が途中退席した後も興味深い話が続いていた。たとえば「UFCでの青木真也を見たい」という視聴者の問いかけがあった。これに対して梅村さんは、UFCに匹敵するしっかりした舞台を日本で実現してほしい、と。日本マット界は、まだそこまで成熟できていないという主旨の発言をされていた。まったく同感だ。

UFCといえば、今、僕の関心は石井慧の今後の活躍に向いている。おも格では、過去に石井慧を取り上げる記事を沢山アップしてきた。UFC行きが確定したのちは、日本のマット界を見棄てる石井には共感できないという主旨のコメントも寄せられた。

私見であるが、石井の選択は、誰にも非難できないのではないか。彼が戦いたい場所は日本ではなくアメリカに存在した。それだけのこと。

もうひとり。格オタからインディープロレスファンまで投票するネットプロレス大賞で、MMAの試合では最高位を獲得した佐野哲也選手。THE OUTSIDERで4冠をゲットした佐野さんは、格闘技はあくまで趣味とおっしゃる。彼のような有望選手が喜んでプロになりたいと思えるような、そんなマット界になってほしい。しっかりとした土台を作るのは、選手ではなく主催者の責任だ。

「総合格闘技」という名称で興行が行われるようになったのはUWFから。以来、プロレス方式を踏襲したとされる試合の作り方から先鋭的ルールを含めて、この何十年もの間、日本の格闘技界は試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ今の形に近づいていった。

一昨年にはプロレスの残り香を感じさせる最後の格闘技団体PRIDEが売却され、消滅。そして昨年、FEGがDreamをスタートさせたとき、ついに競技と呼ぶにふさわしいメジャーMMA興行が日本でも誕生するかもしれない、と思った。ところが1年たった今、その競技性に関する主催者の意図が明確に見えてこない。石井慧や佐野さんが人生を賭けるに値する舞台が整うには、まだしばらくの熟成期間が必要なのかもしれない。僕はあきらめません。

かつて投票権を持たなかった黒人の老女は、オバマ大統領の就任演説を聴いて「生きてて良かった」とおっしゃったいう。僕も「やっとここまで来たな。格闘技を見続けていて良かった」と心から喜べる時がくると信じているのでありますよ。

ネットプロレス大賞 ブラックアイ2さん、集計おつかれさまでした。
●佐野哲也さんのブログ、スイミング・アイ
●佐野哲也さんの凄い試合は、こちらから視聴可能(有料ですが、見る価値ありますよ)。携帯(ドコモ)の方は、こちらも。



●石井慧がまた過激発言。最新情報は→プロ格のブログランキングへ。応援よろしくお願いします。

posted by おも格 at 19:37| Comment(19) | TrackBack(2) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

ここしばらくの、格闘技ニュースについて。

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おひさしぶりです、おも格です。ヤボ用でしばらくブログを更新できませんでした。今日から復活しますので、またよろしくお願いします。

ということで、先日のUFCもまだ見ていない状況なのですが、溜まりに溜まったプロ格情報から気になる話題をピックアップ。


★ 前田日明さん結婚式
まずはおめでたい話題から。前田さん、奥さま、おめでとうございます。前田さんのことだから、プライベートな行事は内々に済まされるのではないかと思っていた

たしかにマスコミを完全シャットアウトし、内々の挙式・披露宴となった模様。しかし、その「内々」が、さすがに豪華。HERO'SやRINGS系を中心に、選手や関係者がズラリと揃い、芸能人や文化人も多数出席した模様。式の様子をアップされている出席者のブログは沢山あって、とても全部はご紹介しきれません。奇跡的な半潜入レポをアップされているカクトウログさんの記事だけは、ぜひご一読を。


★ 金本浩二と女子プロレスラーHikaruが結婚
おめでとうございます。昭和の新日本プロレスの残り香を感じさせてくれる貴重な存在、金本。一部で解雇報道も出ていたが、どうやら誤報だったようで。


★ 山本KID、次回Dream欠場か
デイリースポーツさんの記事によると、昨年7月、練習中に右ひざ前十字じん帯部分断裂の重傷を負い、8月に手術。3月開催のDream出場は見送りとなりそう。残念ではあります。だが、ムリして試合して再手術なんて事態になったら取り返しがつかない。大事を取るのは仕方がないですね。


★ 田村潔司がK-1ルールの試合に意欲
東京スポーツのインタビューで、レガースありならチャレンジしたいとの発言。昨年大晦日にスタートした「K-1 vs Dream」の流れに沿っていて、現実味がある。しかし、先日の桜庭戦で拳を負傷した田村。復帰に半年はかかるとのこと。・・・ところで「K-1 vs Dream」って、とても刺激的でおもしろい企画である反面、手に詰まったFEGの苦肉の策っぽい印象もある。うまく回れば、かなり盛り上がるはずなので、長期的な視野でもってカードを組んでいただきたい。どうか、選手の価値を潰さないカードを。


★ K-1MAXに長島☆自演乙☆雄一郎が登場
ストイックな空気が支配するMAXに、コスプレ戦士の自演乙という構図がおもしろい。アニメとかゲームとかよく分からないですが、試合内容がホンモノであれば何の問題もないと思う。ただ、出るからには入場以外でしっかり爪あとを残してくれることを期待してます。総合もできる選手なので、場合によってはDream参戦も?
本人ブログ


★ エンセン井上がPRIDEの裏話
GAME AND MMAさんの記事より
誰かを道連れに「過去の自分」と無理心中。どんな理由があろうと、僕は男らしくないと思う。その点では、PRIDEに出ておきながらもこのような告発をしたエンセン自身も、高田と同じ穴のムジナ。高田がクラブで不良に絡まれた話は半分悪口みたいなものなので、それについては感想は書かない。ただ、選手の了解を得ずにマイクアピールで対戦表明をさせる主催者はひどいと思うし、選手を商品扱いするかのようなメンタリティを批判した部分については評価したい。というのも、残念なことに、この悪習はDreamにしっかり受け継がれているからだ。


★ アルファブロガー投票
ジャンルを問わず、おもしろかったり役に立つブログ記事を選ぶ企画。こちらです。
プロ格ファン以外にも読んでもらいたい記事を10本以上思いつく。三本に厳選し投票。しかし、そのうち一本だけしか反映されていないのは何故だろか?


プロ格ブログランキング よかったら、応援よろしくお願いします。

posted by おも格 at 12:02| Comment(5) | TrackBack(1) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月06日

清涼感がいい。遅くなったけど「1・4戦極の乱」感想。

キング?
(観客)モー!
キング?
(レフェリー)・・・モー。。。


ということで、僕的に、かなり楽しめた「1・4戦極の乱」。遅くなりましたが感想を。


★ 大会総括

五味、三崎、吉田の戦極エース陣が揃って敗れるというハプニング。先日のDynamite!!に続く、アップセット満載の大会。それなのに、喪失感よりも満足感が上回る、稀有な興行であった。

その理由は、好勝負が多かったこと。ほとんどの試合がKOか一本で決着。判定決着した菊田 vs 吉田も、予想を大きく裏切るナイス・ファイト。これを含むラスト3試合は、緊迫感や試合内容も濃く、プロの総合格闘技を見ているんだ、というズシリとした実感を味あわせてくれた。過去大会同様、妙なプロテクトもなく、「MMA興行の競技化」へ取り組む姿勢も好感。

観客の心理操作をしないことも大きい。

特定選手を「会場の敵」に仕立て上げたりとか、煽りVで茶化したりとか、そのことによって沸き起こるブーイングとか。こういったジトジトした空気が皆無であったことが、興行終了後の清涼感につながったのかもしれない。これは僕好み。あんないい雰囲気だったら、機会があれば生観戦してみたい。関西に来ないかな。



★ 印象に残った試合・選手

○北岡悟(1R1分41秒アキレス腱固め)五味隆典●
入場曲を戻しての五味の入場に大きな歓声が! これが彼を後押しするかと期待した。しかし、結果は北岡のアキレス腱固めに五味がタップアウト。五味が衰えたというより、北岡の攻撃が鮮やかだったと思いたい。

それにしても北岡の表情、キモこわすぎるにも程がある。入場では、顔のアップで客席がどよめいていた。マイクコールまでの時間が、とくにキモい。体を右に左にひねりながら、カッと目と口を開いて五味を見据えてた。まるで、呪いでもかけるかのように。。。あんな表情をしている人間と夜道で出くわしたら、僕は声をあげて逃げ出すだろう。もしかして、鈴木みのるが顔芸を仕込んでいるのではないか。

ネットで動画を探す、そこのイケナイあなた! キモいのが好きなら、入場から映ってる動画を探すべきですよ。ワシは、しばらくあの表情は目にしたくない。いやはは。

○ジョルジ・サンチアゴ(5R チョークスリーパー)三崎和雄●
文句なしの名勝負でした。判定まで行けば三崎が勝っていたかもしれない。しかし、解説席の中村も指摘したように、サンチアゴは最終ラウンドで決めることが多い。僕が驚かされたのは、両選手のスタミナ。5Rの間、まったく飽きることなく、アグレッシブな2人の攻防に最後まで手に汗を握った。三崎は負けたけど、大一番での「火事場のクソ力」は健在。タップもしなかった。

○菊田早苗(3R判定1-2)吉田秀彦●
もっと菊田が塩漬けにするかと予想したが、打撃戦もあり、意外に動きのある好勝負。吉田は体を絞ったわりに、ん?と思うシーンがいくつか。どこか傷めたかと思ったが、試合前から調子が悪かったという。ヘルニアが出ていたということ。

○キング・モー(1R TKO)内藤征弥●
キングは打撃を試そうとでもいうような試合っぷりで、新たな一面を見せた。このまま打撃も上達すれば、対戦相手は日本にはいなくなるのでは。いつまで日本に来てくれるんだろう。試合後の客席との掛け合いは、やっぱりオモロー!

○アントニオ・シウバ(1R TKO)中尾“KISS”芳広●
アクシデント的に膝の靭帯を痛めてしまった中尾。気の毒。しかし、全体的にスピードが増し、打撃も向上しているように見えるアントニオの敵では無かったかもしれない。

○チェ・ムベ(2R TKO)デイブ・ハーマン●
鳴り物入りで登場のハーマンは、打撃の連打でムベを追い詰める。しかし、ムベの打たれ強さは健在。攻め疲れたのか、体調でも悪かったのか、2Rのハーマンはきつそう。だが、疲れたのはムベも同じ。そこからの打撃戦で勝ったムベの実力が上だったということか。

「未知強」の発掘は、ワクワク感を抱かせてくれる。そのうち凄玉に当たるかもしれないし、今後も続けてほしい。


・・・うーん。印象的な試合だけをピックアップするつもりだったのに、ほとんどのカードが印象に残っていた。



★ 石井慧の来場が意味するもの

Dynamite!!をふった石井慧。戦極へ来場するだけでもサプライズなのに、まさかのリング上からのご挨拶。淀川長治さんよろしく「総合格闘技って、ほんっとうに良いものですね」。石井は人を笑わせるのが大好きなんだろうな。

UFCで実績を作ったあとは、戦極のリングで戦いたいとのリップサービス。それから、客席の朝青龍と対戦表明。もちろん半分以上はジョークなんだろうけど、石井や朝青龍の自社デビューを目論んでいたFEGは、さぞかし悔しかったことだろう。逆に言えば、戦極はFEGとうまくやっていこうという意志がなさそう、ということ。両団体の交流や対抗戦をのぞむ僕としては残念。

なお、北岡悟と青木真也が、揃って石井のことを「総合は弱いでしょ」と発言したけど、新人なんだから当たり前じゃないか。チヤホヤされる後輩に嫉妬するのは、男としてカッコ悪いな。そんなことは思ってても言うたらアカン。

あと、秋山の姿はなかったですね。柔道の野村、水泳の北島、タレントなどは大写しになっていました。



★ おも格から表彰

MSP(モースト・シャキーン!!プレイヤー) 北岡悟
ベストバウト サンチアゴ vs 三崎
ベスト・ストライキング 三崎和雄
ベスト・サブミッション 北岡悟
根性賞 チェ・ムベ



★ その他、気になる記事

Dynamite!! 瞬間最高視聴率はキン肉万太郎/秋山がTBSに登場
 by Road to Dreamさん


こういう表情はかわいい子供みたいで良いね。スポナビさんへ


戦極の乱感想、最新情報はプロ格ランキング
 戦極の乱については、わりと好意的なブロガーが多い。ここ1年ほどのプロMMA大会では珍しい。

タグ:戦極
posted by おも格 at 12:28| Comment(10) | TrackBack(2) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

ネットプロレス大賞

老舗ブログが運営される「ネットプロレス大賞」に投票します。

格闘技もOKということなので、はじめて参加させていただきます。


●サイト名:おも格(おもろー!格闘技)
●URL:http://omokaku.seesaa.net/
 

●MVP
1位=バダ・ハリ、2位=魔裟斗、3位=青木真也

・・・みそかに2度もミソをつけたバダ。それでも話題を提供した功績を評価。3位はブロック・レスナーも候補に。しかし、年間を通して僕を楽しませてくれたのは、青木の方が上でした。


●ベストバウト
1位=10.1日本武道館・魔裟斗 vs 佐藤嘉洋(K-1 MAX)
2位=12.20ディファ有明・佐野哲也 vs 吉永啓之輔(THE OUTSIDER)
3位=12.6横浜アリーナ・バダ・ハリ vs エロール・ジマーマン(K-1)

・・・次点は宇野 vs 石田、川尻 vs アルバレスなど。格闘技不況を吹き飛ばすべく、選手らもガンバってました。


●最優秀タッグチーム
棄権



●新人賞
1位=キング・モー、2位=佐野哲也、3位=エロール・ジマーマン

・・・ジマーマンのプロデビューはずっと前ですが、キャリアを問わないということなので。那嵯涼介さんを入れようかと迷いました。


●最優秀興行
1位=12.20 THE OUTSIDER第四戦・ディファ有明
2位=12.6 K-1・横浜アリーナ
3位=7.21 K-1 MAX・日本武道館

・・・アマチュア大会を入れてもいいか一瞬考えましたが、実際、おもしろかったので。本当は2位もジ・アウトサイダー(第壱戦)。


●最優秀団体
1位=K-1、2位=THE OUTSIDER(RINGS)、3位=戦極

・・・盛り返しを見せ始めたK-1。THE OUTSIDERは、格闘技村の外まで話題を振りまき、マット界の対世間アピールに貢献し続けています。戦極は全国ネット放送も無い中、人気選手や未知強を集めて楽しませてくれました。


●最優秀マスメディア
1位=「Uの源流を探る」那嵯涼介さんのGスピリッツ記事
2位=「U.W.F.戦史」塩沢幸登さん著書
3位=スピーツナビ

・・・1位と2位は、プロレスファン・格闘技ファンなら必読。3位のスポーツナビさんは、あれだけの情報を無料で提供されているのが理由。1位と2位の発売が無ければ、リニューアル後の「格闘技通信」と「ゴング格闘技」をTOP3に入れてました。


以上、ブラックアイ2さん、よろしくお願いします。
タグ:格闘技全般
posted by おも格 at 12:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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