2008年10月29日

石井慧は“作られたスター”にはなるな! ★ 大晦日&ニューイヤーイベントを盛り上げ隊!A

朝晩めっきり冷え込む今日このごろ。おも格は連日机に向かいながらコーヒーをがぶ飲みし、心身を暖めつつも胃を壊しております。

そんな中、HOTな話題が飛び込んできました。FEGが石井慧をどうやら獲得したらしい、というニュースです。

なになに? 石井の動向に関するニュースはもう信用ならないって? うーん、最近流れた他ニュースと照らし合わせても、今度ばかりは信用してもよさそうですよ。

ということで、大晦日戦線を含めて、FEGが石井をどう料理していくのか!? これが気になってしょうがないです。


★FEGが獲得。Dynamite!!で挨拶の方向

 北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの石井慧(21=国士舘大)が、総合格闘技「DREAM」入りし、大みそか恒例の「Dynamite!!」(さいたまスーパーアリーナ)のリング上でファンにあいさつすることが28日、明らかになった。
(中略)
 一方でDREAM側とも極秘に接触。国士舘大関係者はこの日、地元・大阪で石井慧後援会による祝賀会が行われる来月3日にも「プロという発言が出てくるのではないか」と話し、祝賀会が柔道界との決別と、総合格闘技転身の意気込みを表明する場になるとの見通しを話した。水面下ではDynamite!!のリング上でファンに参戦を表明する方向で調整が進んでいるもようだ。
(中略)
 家族らの意向で、来春の国士舘大の卒業を優先させることと、打撃など総合格闘技の練習も不足しているため、Dynamite!!ではリング上で参戦を表明するだけにとどめる。大学卒業後の来春、満を持してDREAMデビューする21歳は、五輪金メダルに続く新たな夢へまい進することになる。

石井決断!Dynamite!!でリングデビュー by スポニチ

生まれたての柔道金メダリストがDREAMに参戦すること。どんな選手に育つんだろう。想像するだけで心が弾みます。格闘技界にとっても、テレビ局やスポンサーに対する交渉材料として、こんなに心強いことはないのでは。



★「挨拶のみ」はベストな選択

じつは、条件さえ整えば、石井慧にはDynamite!!でグラップリングマッチに出場してほしいと僕は望んでいた。

ところが、GONKAKU12月号の記事によると、石井の寝技の技術は、体重差のある青木真也に「極めたり極められたり」のレベルであるとか。いや、もちろん青木が凄すぎるんだけどね。ただ、今の状態で体重の近い寝業師と試合をすれば、グラップリングであっても相当苦戦するかな、という印象を受けた。

これはまだ、ちょっと早いんじゃないの、と。

幸いなことに、今年の大晦日には試合は行わず、リングからの挨拶のみに留めるというのが石井サイドの意向であるとか。

また、筋道を通すことにこだわる日本柔道界にとっては、大学卒業を前に、格闘技界の青田刈りでプロデビューという形を取られればメンツが丸つぶれとなってしまう。後進のための門戸を閉ざしてしまわないためにも、今回の選択はベストだと僕は思ってます。ああ、よかったよかった。



★石井は“作られたスター”にはなるな!

さてさて、気になるのが石井の「育て方」。これほどの大物だ、デビュー戦では「石井を立ててくれる相手」を用意するという手もあるだろう。というか、FEGはこれを躊躇なくやりそうで怖い。

しかーし!

石井は作られたスターになってはいけない。僕はそう思っている。

この先、10年、20年と戦える選手なんだから、プロ総合格闘家として通用するようになるまで多少時間はかかってもいい。レスリングの田中章仁と同じように、「FEGの強化指定選手」として大切に育てていただきたい。

たとえば、トレーニング環境が整った国に腰を据えつつ、来年は地上派ゴールデンのある大会のみグラップリング・マッチのために帰国。そして、2009年大晦日に総合格闘技デビュー。と、最低でもこのくらいのスパンで考えてほしい。お願いしますよ館長さん。石井つながりってことで、大事に育ててあげてください。

試合に関しては、デビュー戦でヒョードルと戦うなんて論外。最初はそこそこの選手と。徐々に強い相手と対戦していただきたい。そんな流れの中で、しばらくは負けが続いたっていいじゃないですか。

ワシら、すれっからしの格オタが文句ひとつも言えないような、ガッチガチのステップアップ。ひいきのレフェリングや判定も一切なし。そして、数年後にはばればれのプロテクトによってではなく、本人の実力でもって栄光の座を掴みとる。華もあるけど実力もホンモノ、そんな石井慧が活躍する未来の格闘技界を楽しみに待ってます。

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★気になる記事

格闘技専門誌「リアルバトルトーク」11/13に1年ぶりの発売。表紙は前田日明。 by 高須基仁の“百花繚乱”独り言


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posted by おも格 at 12:46| Comment(8) | TrackBack(0) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>格闘技界にとっても、テレビ局やスポンサーに対する交渉材料として、こんなに心強いことはないのでは。

格闘技のイメージアップにもつながる
でも石井は大晦日に挨拶だけ?
それではインパクト弱くない?
柔術の演武をやればいいのに
Posted by るー at 2008年10月29日 15:35
ヒョードルは契約をアメリカでの独占から全世界独占契約に変更したのでDREAMに上がることはもうありませんよ。

長いスパンでもいいですが、滝本のような失敗例もあるので難しいでしょうね。
要は本人の実力次第なのですが、億単位のお金が動いてるのを考えるとビジネス的な話を無視するわけにもいきませんし。
2,3年後に総合がテレビから消えている可能性も今のまま行けば十分考えられますから。
Posted by 計画的に at 2008年10月29日 15:54
非常に納得できる論ですが、ずばり言って秋山批判が主眼ですか?
Posted by あ at 2008年10月29日 18:26
石井の転向はグッドニュースですね。
でも挨拶だけで大晦日は盛り上がりますかね?
適当な相手と試合をするのは無理でしょうか。
Posted by みや at 2008年10月29日 19:30
どうもです(^^)

DREAMにとっては大きな獲得ですね。
石井の今後については、大事にしすぎてもつまんないし、期待しすぎても馬鹿を見るかもしれないので1選手として扱ってほしいものですね。
自分的には本当に強いかどうかが問題なんで、強い選手とどんどん闘わせてほしいですけどね。
というより石井自身が強い奴と闘いたいから、さらに強くなりたいから総合のリングに上がるんだろうと思っているので……
ガンガン強い奴に挑んでいくような選手になってほしいなと思っています。
なによりまだ若いですから期待はしたいです。
Posted by K作 at 2008年10月29日 20:48
石井は優柔不断なのではないですか?
いきなり年末は埼玉で試合をしたいと言い出したりしそうで(笑)
Posted by 田無 at 2008年10月29日 23:51
こんにちは。
僕は石井の金メダリストとしての知名度より、
練習をいくらでもできる意欲があることが今後の格闘技界にとってプラスだと思ってます。

吉田や瀧本と違って、総合格闘技で上に行こうって意識が高いと思うので石井ならトップに食い込んでくるだろうと期待してます!


あと、おも格さんのブログを僕のブログにブックマークさせていただきました。
これからもよろしくお願いします〜
Posted by キャベジ at 2008年10月30日 14:37
コメントありがとうございます。
石井に続いて、泉浩がプロ格闘家に転向! 重量級の有望選手が増えるのは嬉しいっすね。


るーさん
イメージアップですよね。柔術の演舞はアリかも。こんなこともできますよ、という。


計画的にさん
ヒョードルはもう日本では試合をしないんですかね。彼に頼らなくても盛り上がる土台が、早く生まれてほしいです。石井の今後については、ヘタをするとビジネス中心に動く可能性は、あると思ってます。それが心配。


あさん
ありがとうございます。秋山批判ではなく、そういう土壌が残念だな、ということです。


みやさん
うーん、現状では難しいのではないでしょうか。


Kサクさん
どうもです! 僕が石井に期待するのは、まさにそこ! 自分の意志で「最強
」の座を求めている点です。将来がたのしみですね。


田無さん
大晦日。石井一人だけの意志では決まらない、そんな気がします。


キャベジさん
ブックマークありがとう! そうなんです。石井がプロ転向する動機は、柔道ができなくなったことではないですからね。一番大事なモチベーションを彼が持っていることが、なによりも頼もしく感じられます。
Posted by おも格 at 2008年10月30日 17:22
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