2009年01月06日

清涼感がいい。遅くなったけど「1・4戦極の乱」感想。

キング?
(観客)モー!
キング?
(レフェリー)・・・モー。。。


ということで、僕的に、かなり楽しめた「1・4戦極の乱」。遅くなりましたが感想を。


★ 大会総括

五味、三崎、吉田の戦極エース陣が揃って敗れるというハプニング。先日のDynamite!!に続く、アップセット満載の大会。それなのに、喪失感よりも満足感が上回る、稀有な興行であった。

その理由は、好勝負が多かったこと。ほとんどの試合がKOか一本で決着。判定決着した菊田 vs 吉田も、予想を大きく裏切るナイス・ファイト。これを含むラスト3試合は、緊迫感や試合内容も濃く、プロの総合格闘技を見ているんだ、というズシリとした実感を味あわせてくれた。過去大会同様、妙なプロテクトもなく、「MMA興行の競技化」へ取り組む姿勢も好感。

観客の心理操作をしないことも大きい。

特定選手を「会場の敵」に仕立て上げたりとか、煽りVで茶化したりとか、そのことによって沸き起こるブーイングとか。こういったジトジトした空気が皆無であったことが、興行終了後の清涼感につながったのかもしれない。これは僕好み。あんないい雰囲気だったら、機会があれば生観戦してみたい。関西に来ないかな。



★ 印象に残った試合・選手

○北岡悟(1R1分41秒アキレス腱固め)五味隆典●
入場曲を戻しての五味の入場に大きな歓声が! これが彼を後押しするかと期待した。しかし、結果は北岡のアキレス腱固めに五味がタップアウト。五味が衰えたというより、北岡の攻撃が鮮やかだったと思いたい。

それにしても北岡の表情、キモこわすぎるにも程がある。入場では、顔のアップで客席がどよめいていた。マイクコールまでの時間が、とくにキモい。体を右に左にひねりながら、カッと目と口を開いて五味を見据えてた。まるで、呪いでもかけるかのように。。。あんな表情をしている人間と夜道で出くわしたら、僕は声をあげて逃げ出すだろう。もしかして、鈴木みのるが顔芸を仕込んでいるのではないか。

ネットで動画を探す、そこのイケナイあなた! キモいのが好きなら、入場から映ってる動画を探すべきですよ。ワシは、しばらくあの表情は目にしたくない。いやはは。

○ジョルジ・サンチアゴ(5R チョークスリーパー)三崎和雄●
文句なしの名勝負でした。判定まで行けば三崎が勝っていたかもしれない。しかし、解説席の中村も指摘したように、サンチアゴは最終ラウンドで決めることが多い。僕が驚かされたのは、両選手のスタミナ。5Rの間、まったく飽きることなく、アグレッシブな2人の攻防に最後まで手に汗を握った。三崎は負けたけど、大一番での「火事場のクソ力」は健在。タップもしなかった。

○菊田早苗(3R判定1-2)吉田秀彦●
もっと菊田が塩漬けにするかと予想したが、打撃戦もあり、意外に動きのある好勝負。吉田は体を絞ったわりに、ん?と思うシーンがいくつか。どこか傷めたかと思ったが、試合前から調子が悪かったという。ヘルニアが出ていたということ。

○キング・モー(1R TKO)内藤征弥●
キングは打撃を試そうとでもいうような試合っぷりで、新たな一面を見せた。このまま打撃も上達すれば、対戦相手は日本にはいなくなるのでは。いつまで日本に来てくれるんだろう。試合後の客席との掛け合いは、やっぱりオモロー!

○アントニオ・シウバ(1R TKO)中尾“KISS”芳広●
アクシデント的に膝の靭帯を痛めてしまった中尾。気の毒。しかし、全体的にスピードが増し、打撃も向上しているように見えるアントニオの敵では無かったかもしれない。

○チェ・ムベ(2R TKO)デイブ・ハーマン●
鳴り物入りで登場のハーマンは、打撃の連打でムベを追い詰める。しかし、ムベの打たれ強さは健在。攻め疲れたのか、体調でも悪かったのか、2Rのハーマンはきつそう。だが、疲れたのはムベも同じ。そこからの打撃戦で勝ったムベの実力が上だったということか。

「未知強」の発掘は、ワクワク感を抱かせてくれる。そのうち凄玉に当たるかもしれないし、今後も続けてほしい。


・・・うーん。印象的な試合だけをピックアップするつもりだったのに、ほとんどのカードが印象に残っていた。



★ 石井慧の来場が意味するもの

Dynamite!!をふった石井慧。戦極へ来場するだけでもサプライズなのに、まさかのリング上からのご挨拶。淀川長治さんよろしく「総合格闘技って、ほんっとうに良いものですね」。石井は人を笑わせるのが大好きなんだろうな。

UFCで実績を作ったあとは、戦極のリングで戦いたいとのリップサービス。それから、客席の朝青龍と対戦表明。もちろん半分以上はジョークなんだろうけど、石井や朝青龍の自社デビューを目論んでいたFEGは、さぞかし悔しかったことだろう。逆に言えば、戦極はFEGとうまくやっていこうという意志がなさそう、ということ。両団体の交流や対抗戦をのぞむ僕としては残念。

なお、北岡悟と青木真也が、揃って石井のことを「総合は弱いでしょ」と発言したけど、新人なんだから当たり前じゃないか。チヤホヤされる後輩に嫉妬するのは、男としてカッコ悪いな。そんなことは思ってても言うたらアカン。

あと、秋山の姿はなかったですね。柔道の野村、水泳の北島、タレントなどは大写しになっていました。



★ おも格から表彰

MSP(モースト・シャキーン!!プレイヤー) 北岡悟
ベストバウト サンチアゴ vs 三崎
ベスト・ストライキング 三崎和雄
ベスト・サブミッション 北岡悟
根性賞 チェ・ムベ



★ その他、気になる記事

Dynamite!! 瞬間最高視聴率はキン肉万太郎/秋山がTBSに登場
 by Road to Dreamさん


こういう表情はかわいい子供みたいで良いね。スポナビさんへ


戦極の乱感想、最新情報はプロ格ランキング
 戦極の乱については、わりと好意的なブロガーが多い。ここ1年ほどのプロMMA大会では珍しい。



ラベル:戦極
posted by おも格 at 12:28| Comment(10) | TrackBack(2) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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