2009年01月06日

清涼感がいい。遅くなったけど「1・4戦極の乱」感想。

キング?
(観客)モー!
キング?
(レフェリー)・・・モー。。。


ということで、僕的に、かなり楽しめた「1・4戦極の乱」。遅くなりましたが感想を。


★ 大会総括

五味、三崎、吉田の戦極エース陣が揃って敗れるというハプニング。先日のDynamite!!に続く、アップセット満載の大会。それなのに、喪失感よりも満足感が上回る、稀有な興行であった。

その理由は、好勝負が多かったこと。ほとんどの試合がKOか一本で決着。判定決着した菊田 vs 吉田も、予想を大きく裏切るナイス・ファイト。これを含むラスト3試合は、緊迫感や試合内容も濃く、プロの総合格闘技を見ているんだ、というズシリとした実感を味あわせてくれた。過去大会同様、妙なプロテクトもなく、「MMA興行の競技化」へ取り組む姿勢も好感。

観客の心理操作をしないことも大きい。

特定選手を「会場の敵」に仕立て上げたりとか、煽りVで茶化したりとか、そのことによって沸き起こるブーイングとか。こういったジトジトした空気が皆無であったことが、興行終了後の清涼感につながったのかもしれない。これは僕好み。あんないい雰囲気だったら、機会があれば生観戦してみたい。関西に来ないかな。



★ 印象に残った試合・選手

○北岡悟(1R1分41秒アキレス腱固め)五味隆典●
入場曲を戻しての五味の入場に大きな歓声が! これが彼を後押しするかと期待した。しかし、結果は北岡のアキレス腱固めに五味がタップアウト。五味が衰えたというより、北岡の攻撃が鮮やかだったと思いたい。

それにしても北岡の表情、キモこわすぎるにも程がある。入場では、顔のアップで客席がどよめいていた。マイクコールまでの時間が、とくにキモい。体を右に左にひねりながら、カッと目と口を開いて五味を見据えてた。まるで、呪いでもかけるかのように。。。あんな表情をしている人間と夜道で出くわしたら、僕は声をあげて逃げ出すだろう。もしかして、鈴木みのるが顔芸を仕込んでいるのではないか。

ネットで動画を探す、そこのイケナイあなた! キモいのが好きなら、入場から映ってる動画を探すべきですよ。ワシは、しばらくあの表情は目にしたくない。いやはは。

○ジョルジ・サンチアゴ(5R チョークスリーパー)三崎和雄●
文句なしの名勝負でした。判定まで行けば三崎が勝っていたかもしれない。しかし、解説席の中村も指摘したように、サンチアゴは最終ラウンドで決めることが多い。僕が驚かされたのは、両選手のスタミナ。5Rの間、まったく飽きることなく、アグレッシブな2人の攻防に最後まで手に汗を握った。三崎は負けたけど、大一番での「火事場のクソ力」は健在。タップもしなかった。

○菊田早苗(3R判定1-2)吉田秀彦●
もっと菊田が塩漬けにするかと予想したが、打撃戦もあり、意外に動きのある好勝負。吉田は体を絞ったわりに、ん?と思うシーンがいくつか。どこか傷めたかと思ったが、試合前から調子が悪かったという。ヘルニアが出ていたということ。

○キング・モー(1R TKO)内藤征弥●
キングは打撃を試そうとでもいうような試合っぷりで、新たな一面を見せた。このまま打撃も上達すれば、対戦相手は日本にはいなくなるのでは。いつまで日本に来てくれるんだろう。試合後の客席との掛け合いは、やっぱりオモロー!

○アントニオ・シウバ(1R TKO)中尾“KISS”芳広●
アクシデント的に膝の靭帯を痛めてしまった中尾。気の毒。しかし、全体的にスピードが増し、打撃も向上しているように見えるアントニオの敵では無かったかもしれない。

○チェ・ムベ(2R TKO)デイブ・ハーマン●
鳴り物入りで登場のハーマンは、打撃の連打でムベを追い詰める。しかし、ムベの打たれ強さは健在。攻め疲れたのか、体調でも悪かったのか、2Rのハーマンはきつそう。だが、疲れたのはムベも同じ。そこからの打撃戦で勝ったムベの実力が上だったということか。

「未知強」の発掘は、ワクワク感を抱かせてくれる。そのうち凄玉に当たるかもしれないし、今後も続けてほしい。


・・・うーん。印象的な試合だけをピックアップするつもりだったのに、ほとんどのカードが印象に残っていた。



★ 石井慧の来場が意味するもの

Dynamite!!をふった石井慧。戦極へ来場するだけでもサプライズなのに、まさかのリング上からのご挨拶。淀川長治さんよろしく「総合格闘技って、ほんっとうに良いものですね」。石井は人を笑わせるのが大好きなんだろうな。

UFCで実績を作ったあとは、戦極のリングで戦いたいとのリップサービス。それから、客席の朝青龍と対戦表明。もちろん半分以上はジョークなんだろうけど、石井や朝青龍の自社デビューを目論んでいたFEGは、さぞかし悔しかったことだろう。逆に言えば、戦極はFEGとうまくやっていこうという意志がなさそう、ということ。両団体の交流や対抗戦をのぞむ僕としては残念。

なお、北岡悟と青木真也が、揃って石井のことを「総合は弱いでしょ」と発言したけど、新人なんだから当たり前じゃないか。チヤホヤされる後輩に嫉妬するのは、男としてカッコ悪いな。そんなことは思ってても言うたらアカン。

あと、秋山の姿はなかったですね。柔道の野村、水泳の北島、タレントなどは大写しになっていました。



★ おも格から表彰

MSP(モースト・シャキーン!!プレイヤー) 北岡悟
ベストバウト サンチアゴ vs 三崎
ベスト・ストライキング 三崎和雄
ベスト・サブミッション 北岡悟
根性賞 チェ・ムベ



★ その他、気になる記事

Dynamite!! 瞬間最高視聴率はキン肉万太郎/秋山がTBSに登場
 by Road to Dreamさん


こういう表情はかわいい子供みたいで良いね。スポナビさんへ


戦極の乱感想、最新情報はプロ格ランキング
 戦極の乱については、わりと好意的なブロガーが多い。ここ1年ほどのプロMMA大会では珍しい。



ラベル:戦極
posted by おも格 at 12:28| Comment(10) | TrackBack(2) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

ネットプロレス大賞

老舗ブログが運営される「ネットプロレス大賞」に投票します。

格闘技もOKということなので、はじめて参加させていただきます。


●サイト名:おも格(おもろー!格闘技)
●URL:http://omokaku.seesaa.net/
 

●MVP
1位=バダ・ハリ、2位=魔裟斗、3位=青木真也

・・・みそかに2度もミソをつけたバダ。それでも話題を提供した功績を評価。3位はブロック・レスナーも候補に。しかし、年間を通して僕を楽しませてくれたのは、青木の方が上でした。


●ベストバウト
1位=10.1日本武道館・魔裟斗 vs 佐藤嘉洋(K-1 MAX)
2位=12.20ディファ有明・佐野哲也 vs 吉永啓之輔(THE OUTSIDER)
3位=12.6横浜アリーナ・バダ・ハリ vs エロール・ジマーマン(K-1)

・・・次点は宇野 vs 石田、川尻 vs アルバレスなど。格闘技不況を吹き飛ばすべく、選手らもガンバってました。


●最優秀タッグチーム
棄権



●新人賞
1位=キング・モー、2位=佐野哲也、3位=エロール・ジマーマン

・・・ジマーマンのプロデビューはずっと前ですが、キャリアを問わないということなので。那嵯涼介さんを入れようかと迷いました。


●最優秀興行
1位=12.20 THE OUTSIDER第四戦・ディファ有明
2位=12.6 K-1・横浜アリーナ
3位=7.21 K-1 MAX・日本武道館

・・・アマチュア大会を入れてもいいか一瞬考えましたが、実際、おもしろかったので。本当は2位もジ・アウトサイダー(第壱戦)。


●最優秀団体
1位=K-1、2位=THE OUTSIDER(RINGS)、3位=戦極

・・・盛り返しを見せ始めたK-1。THE OUTSIDERは、格闘技村の外まで話題を振りまき、マット界の対世間アピールに貢献し続けています。戦極は全国ネット放送も無い中、人気選手や未知強を集めて楽しませてくれました。


●最優秀マスメディア
1位=「Uの源流を探る」那嵯涼介さんのGスピリッツ記事
2位=「U.W.F.戦史」塩沢幸登さん著書
3位=スピーツナビ

・・・1位と2位は、プロレスファン・格闘技ファンなら必読。3位のスポーツナビさんは、あれだけの情報を無料で提供されているのが理由。1位と2位の発売が無ければ、リニューアル後の「格闘技通信」と「ゴング格闘技」をTOP3に入れてました。


以上、ブラックアイ2さん、よろしくお願いします。
ラベル:格闘技全般
posted by おも格 at 12:42| Comment(0) | TrackBack(1) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

2009年初シャキーン!! 戦極の乱、勝敗予想と見どころ ★ 初代チャンピオンの座を奪うのは誰か?あの未知強も参戦。

戦極公式サイトさんへ


いよいよ本日、戦極の乱。オープニングファイトを含め、9試合が予定。サプライズで1試合増えるかもしれない、とのことです。

初代チャンピオンが決まる2つのカードは、完全決着することを目的に、5ラウンド制で行われます。アントニオ・シウバの日本凱旋試合や、ものすごい未知強のお披露目試合もあります。最初の数行を書いてるだけでワクワクしてきました。

それでは、シャキーンと勝敗予想と見どころを書いていきますよ!



○五味隆典(2R TKO)北岡悟×

ライト級GP覇者・北岡は、今や「時の人」。あの五味を格下扱いしはじめ、もっとも勢いに乗る格闘家の一人と言えるでしょう。対する五味、昨年はモチベーションの低下が伝えられてきました。でも、そんなの過去にもあったこと。頂点に立って、サボって負けて、また練習して勝つ。それが五味。事実、ゴリアエフに敗北を喫した後、猛練習を積んでいたようです。

スタンドなら五味の打撃、寝れば北岡のサブミッション。まったく違うタイプの二人が、初代チャンピオンの座を奪い合う。全5ラウンドだから、完全決着するでしょう。はっきり言って、このカードだけでもお金を払う価値は十分。スカパーでもネットでも何でもいい。格闘技ファンがこれを見ないでどうするっ。

○ジョルジ・サンチアゴ(5R TO)三崎和雄×

昨年の秋山成勲戦、PRIDE GP、、、キン肉万太郎ではないけれど、ここ大一番という試合で「火事場のクソ力」を発揮するのが三崎の魅力。ただ、地力の差で、初代ミドル級王者の栄誉はサンチアゴが獲得すると予想します。

○吉田秀彦(判定)菊田早苗×

両者のコンディションに関わらず、膠着、スタンドで再開、の繰り返しになる気がします。GRABAKAと吉田道場という二大勢力のボス同士が雌雄を決する試合なのだから、2人がいつも以上に「負けない試合」をしても、責めることはできないでしょう。両者のコンディションがよく分からないのですが、トータルで考えると吉田がやや有利でしょうか。

○キング・モー(1R パウンドでTKO)内藤征弥×

2008年、もっとも衝撃的デビューを果たした格闘家・キング。二戦目も、派手な入場そのまんまな攻撃的スタイルで強豪ファビオ・シウバを破り、インパクトを残した。プロ3戦目の相手を務める内藤は、貴重な日本人重量級ファイター。パンクラス、HERO'Sで活躍し、今年はCAGE FORCEやDEEPで活躍。現在、破竹の9連勝。久しぶりの大舞台で内藤は爪あとを残せるか、それともキングの調整役で終わってしまうのか。

○アントニオ・シウバ(1R KO)中尾“KISS”芳広×

彼のファイトが再び日本で見られる日が来た。アメリカでのゴタゴタもあり、出場が危ぶまれたシウバ。まずは、無事出場できたことを喜びたい。ほとんどがKO・TKO勝ちという試合っぷりに加え、減量(と呼んでいいのかどうか)によりスピードも増したという。試合は圧勝でしょう。

対する中尾。戦極第二陣ではTVカメラに熱い口づけをし、レンズに唾液を、視聴者に鳥肌をプレゼントしてくれた。最近は、キモさで北岡や青木に差をつけられていますが、今日は何をやらかしてくれるのか。。。

○セルゲイ・ゴリアエフ(2R TKO)光岡映二×

五味に勝ったゴリアエフと、トーナメント優勝候補にもあがっていた光岡の対戦。大変すばらしいカードではあるが、北岡戦で痛めた光岡の足首は完治しているのだろうか。

○デイブ・ハーマン(1R KO)チェ・ムベ×

デビューしてから2年。13戦13勝。しかも全てが1R中にKO、TKO、ギブアップで勝利。そんな怪物、ハーマンの日本デビュー戦。戦極の「未知強」招聘能力は凄まじい。彼の対戦相手としてムベがふさわしいかどうかはともかく、お披露目試合としては悪くないと僕は思います。

○井上誠午(判定)マキシモ・ブランコ×

戦極育成選手マキシモのプロ3戦目。試合を見たことがないので予想をするのが憚られますが、経験に勝る井上が勝利を飾る気がします。若く、伸びしろのある2人。オープニングファイトにこのようなカードを入れるのは、とても良いことだと思います。

○加藤実(判定)入江秀忠×

これから試合をする2人には失礼ながら、やや微妙なカードだと思います。若さで勝る加藤が勝つのではないでしょうか。



★ サプライズは? 試合以外の見所について

吉田への挑戦を表明した秋山。スポナビさん記事へ本日、たまアリで何かサプライズは起こるのでしょうか。僕が気になっているのが、スポーツナビさんの國保広報インタビュー。「もしかするとサプライズが加わるかもしれないというところで1試合の枠は用意しています」とのこと。あくまで可能性として考えておいた方がいいかもしれませんが、秋山成勲の参戦がウワサされたこともあり、とても気になります。

彼女のSHIHOとハワイ滞在中と伝えられる秋山の緊急帰国はなるか? 試合はしないまでも、吉田への挑戦表明をもう一度やったりするだろうか。そうなると、三崎の反応も気になる。と、こんなことを書いてますが、あまり期待はしないでおきます。

その他、藤田和之小川直也の来場、石井慧が客席に座るのかなどなど、試合外への興味も尽きません。




★ 試合の結果・感想を早く知りたい方へ

15時前後より、速報をしてくれるブログがあるかもしれません。
どこのブログが手掛けられるか現時点では把握していませんが、早く試合結果を知りたい方は、プロ格のブログランキングスポナビから探してみてください。

よもやまブログさんが速報されるようです。

1・4、本日。さいたまスーパーアリーナ、開場14時、開始16時
戦極公式サイトさん

●本日の戦極の乱、ブロガーの予想や感想はいろいろです→プロ格のブログランキングへ 僕の感想は、後日あらためて。



★ 1・4は新日ドームの日でもある

今日は、新日本プロレス恒例1・4ドーム大会の日でもあります。というか、お正月のビッグマッチはこちらが元祖。天山広吉選手が網膜はく離のため欠場。かわいそうに。最近は新日を見る機会も少なくなりましたが、ノアとの対抗戦につながりそうな気配を見せる本日のドームは、ちゃんと見てみようと思ってます。心に響くものがあれば、おも格でも取り上げていく所存です。

※ 新日ドーム大会は、カクトウログさんが速報されるようです。


●戦極の乱、新日ドームについて、ブロガーの予想や感想は様々です→プロ格のブログランキングへ

ラベル:戦極
posted by おも格 at 15:54| Comment(5) | TrackBack(0) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

K-1対MMKA。勇気のチカラは分かりやすく提示された。Dynamite!!2008 感想。

新年一発目の記事は、Dynamite!!の感想です。書きたいことが多すぎ。ちょっと構成がゴチャゴチャしてて読みにくいかもしれません。



★ K-1勢の敗退

大会一週間前にカードが決まり、急遽、約10キロもの減量を行った柴田勝頼が象徴するように、準備期間が短かったり、コンディションが整わないまま試合に臨んだ選手が少なくなかった。しかし、準備ができなかったことが、敗退の言い訳にはならないケースもある。

K-1 vs Dream。

ルールに気後れすることなく、「勇気のチカラ」をわかりやすく提示できたのは総合の選手であった。結果、K-1勢、全敗。このショッキングな事実については、いろんなファンブログが分析されている。なるほどと思った記事を最後にまとめてご紹介する。ぜひご一読いただきたい。

ダメージが残る選手を出場させた主催者は責めを負って当然であるが、それは出場した選手自身の言い訳にはならない。何の爪あとさえ残さずに敗退したK-1陣営。

それにしても、K-1対Dreamは、古き良き時代の異種格闘技戦の空気を感じさせてくれた。このままで終わるのはもったいない。わかりやすい対立構図。そういえば、かつてはこのような「わかりやすさ」こそ、K-1の売りの一つであった。主催者はDreamと同じFEG。K-1は、今後、リベンジを果たせるか。



★ 田村 vs 桜庭について。

スカパーバージョンの煽りVTR。出だしは良かったが、その後がね。田村の真剣勝負での実績が云々、パウンド無しルールがどうこう。U系やRINGSのことをよく分かっていないのか、何らかのサブリミナル効果を狙ったのか、妙な作りの9分間。結果、鬼才・佐藤大輔氏がそれだけの時間を費やしても、わかりやすい対立軸は示されなかった。

ただし、氏の力量が不足しているのではなく、これは元々そういうカードだったということでしょう。そのためか、試合後も、とくに大きなカタルシスがあった訳でもなく、その場で何かが生まれもせず、終わったりもせず。しかし、試合では、フシギな緊張感がしっかりと漂っていた。

桜庭に鉄槌を下す際の、田村の表情がおそろしい。大一番に挑むときの彼は、葛藤を見せながらもキラーと化す。良心回路を狂わされたキカイダーみたいだ。って若いファンは誰も知らんか。そんな試合中の“鬼田村”に向かって、桜庭がなにか語りかけているようなシーンが数回。何を話していたのだろう。

桜庭のコンディション。試合に出れる状態ではなかったのかもしれない。死んだ子の年を数えるようだが、2人がバリバリ活躍していたRINGS・PRIDE並立時代に見たかった。今、彼らが闘う意味があったのかどうか。それは、今後の2人が教えてくれるでしょう。

なお、トンデモ発言も多いDream公式掲示板では、案の定「桜庭の引退」を求める声がチラホラ。。。総合格闘技を牽引してきた人間に対して、ファンがそれを言うのはあまりに酷い。進退を決めていいのは桜庭本人だけ。なぜなら、彼は桜庭和志だからだ。



★ キン肉万太郎のマスク

入場、煽り、試合。どれもおもしろかった。万太郎がマスクのずれを直した隙をつき、サップが猛攻して勝利。かつて、柔道着を脱ごうとした一瞬をつかれ敗れた選手がいたのを思い出した。

万太郎。話題を振りまいてから負けたのだから、まだ良いではないか。

マスクについては、ずれないよう、接着剤を顔に塗りたくるというのはどうだろう。あるいは、ペイントにしたり、漫画どおりの顔に整形するとか(うそ)。ただ、マスクをつけてなくても、万太郎がサップの圧力を捌き続けることは難しかっただろう。体格や身体能力に優れた選手であることは間違いないのだから、今後の成長に期待。いずれは、サップとのリターンマッチが見たい。



★ K-1甲子園はおもしろい

意地をぶつけあう選手らの戦いっぷりが胸を打つ。とくに、準決勝の二試合は、前へ前へというガムシャラさが出ていた。THE OUTSIDERの試合を見ているようで、おもしろい。ただ、高校生にここまで打ち合いをさせるかよ、と思ったシーンも。
(参考)未来への投資!K-1甲子園テレビ観戦記



★ 怪我人続出

試合で怪我を負った選手が続出した。骨折(田村、所、坂口)。靭帯断裂?のアルバレス。アルバレスの膝を破壊した、青木の新型(?)ヒールホールドには戦慄さえ覚える。と同時に、やっぱり踵固めは危険だな、と。ゆっくりかけないと、一瞬で膝回りを壊すケースがある。タップが間に合わないから危険なのだ。RINGSやパンクラスはじめ、多くのプロ・アマ団体が禁止としてきたのには理由がある。



★ レフェリーの技術向上に期待

今大会も、レフェリングがひどい。ストップのタイミングが遅かったり、いろんな基準がバラバラであったり。とくに旧PRIDE系のレフェリーについては、雇用する団体が変わっても、あまり進歩を感じない。

先日、プロの試合でも審判経験が豊富な柔術の先生が、レフェリングのポイントを教えてくださった。危険な「前兆」に注目するのです、と。前兆を掴んで倒すのがプロの選手であり、「前兆」に注意しながら試合を捌くのがレフェリーということである。その方は選手としても日本屈指の達人であったが故、なにか見えてくるものがあるのだろう。この先生のような達人級レフェリーでさえ、見える「前兆」の通りに進まないことがあるのが格闘技である、とおっしゃる。

ということは、選手の技術進歩がめざましいMMAにおいては、業界として、レフェリングの技術レベルの底上げが必須なのかもしれない。そんなことを思った大晦日の夜であった。上から目線で申し訳ないが、毎度毎度、負のハラハラ感を抱かされるのは、ほんとシンドイ。



★ おも格から表彰

ベストバウトは二試合。
中村大介 vs 所英男
卜部功也 vs 日下部竜也

根性賞 桜庭和志
ベスト・ストライキング ゲガール・ムサシ
ベスト・サブミッション 青木真也

そして、MVP 川尻達也


やっぱり賛否両論→プロ格ブログランキング ざっと読ませていただいたが、Dynamite!!への評価が厳しいブログも多かった。。。



★ 関連記事・2時間ネット徘徊して読んだ中から抜粋

<K-1 vs Dream関連>

K−1崩壊!!【Dynamite2008 レビュー】 by OMASUKI FIGHTさん

ゲガール・ムサシがK-1ルールで戦った意義 by k-1の技術論とかさん

K-1ファンの皆さん、目を覚ましてください! by K-1心中さん

餅は餅屋で無くなった専門格闘技の危機・総合格闘技の猛威に対して考える事/1 by 別冊・昭和プロレス異人伝さん

信じがたい谷川プロデューサーのコメント by スポーツナビさん記事 制裁を加えたいから、ダメージが残っているのを承知で試合に出したとも思える発言。

ダウンした選手の参戦には期間をおくべき〜谷川氏の発言より〜 by 仙台のお兄さんのつぶやきさん

アリスターの体格の変化を年代別に紹介 by NHBnews PROさん これは凄まじい


<田村 vs桜庭について>

やっぱり難しかった田村vs桜庭 by angle JAPANさん

桜庭和志の黄昏のレッスル・ローシングルは死んだか? by 別冊・昭和プロレス異人伝さん

桜庭vs田村★オレンジと完熟トマトのスパゲティを食べちゃった感想★ by チャイニーズアキ姫の日記さん


<その他の気になる記事>

「Dynamite!!前日会見」人気が高かったのは? by ミルホンネットさん


他ブロガーの意見はプロ格ブログランキング Dynamite!!の感想は、ブロガーによって様々です。

ラベル:Dynamite!!2008
posted by おも格 at 19:34| Comment(8) | TrackBack(0) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本年もよろしくお願いいたします。

謹・賀・新・年!

みなさま、あけましておめでとうございます。なかなかブログ記事を更新できずにおりますが、先日のDynamite!!の感想は今日中にアップ。明日の「戦極の乱」については、明日の試合開始までには何か記事を書いてみたいと思っています。

マット界にとっての2008年は、なかなか重たい空気が支配する一年でありました。地上派打ち切りのノア。興行やテレビ的に苦戦を続ける総合。せっかく盛り上がってきたのに、一年の最後の日にミソをつけたK-1。

夜明け前が一番暗いと申します。やまない雨はない。2009年は、ふたたびマット界が盛り上がることを期待して、明日はスポーツに縁のある神社を探してお参りしてこようと思います。



・・・前エントリーのコメント欄の調子が悪いようなので、こちらで返信させていただきますね。

・通りすがりさん
年表がお役に立ててうれしいです。作ってよかった。

・みやさん
ご挨拶が遅れまして。楽しいお正月をお過ごしでしょうか。

・yasuさん
予想ハズレまくりですね。いやはは。なかなか評価が厳しい今大会でしたが、今年の再浮上へつながる何かの種になればいいですね。

・田村田無さん
ありがとうございます。田村 vs 桜庭については、ややこしい感情を整理するのに時間がかかりそうです。今年もよろしくお願いします。

・あいさん
お久しぶりです。マヌーフ vs ハントはおもしろかったですね。

・◎さん
カードも結果も意外なものが多くて、ある意味、大晦日らしいとも言えるかもしれませんね。◎さんも、今年が良い一年となりますよう。


マイペースなブログですが、本年もよろしくお願いいたします。



プロ格ブログランキングへ

posted by おも格 at 13:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 格闘技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。